20数年振りの磯で果たして吉と出るか、凶と出るか??

12/15はお馴染のM尾さんと一緒に五島へ行って来ました。
当日は、北東から東、南東、南西と目まぐるしく風向きが変わり、16日は朝から雨予報ですが・・・

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お世話になる渡船は、佐世保市小佐々町臼ノ浦にあるサクセスフィッシング(0956)-68-3034です。

サクセスフィッシングへ到着すると濱河船長から「バットマンさん!今日は何処行きますか?」と言われ、M尾さんとも話をしてましたがオナガを釣りたいのでと伝えます。

そして全員の荷物を積込み完了し9:45には濱河船長操るエルシアサクセスは中五島へ向けて出港です~

途中、トラブル?があったみたいですが11:30には奈留瀬戸へ到着します。

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先ずは漕通鼻から瀬付けが始まります!

次は裏の地磯へ二組の方が上がり、次は笹崎鼻のハナレと笹崎鼻へ!

最後に濱河船長はM尾さんと自分を能瀬に連れて行きますが、通称三角には先客がいてアウトです。濱河船長が「バットマンさん、何処行く?」と聞いてきますので「この前の地方はダメですか?」と聞くと濱河船長は「明日の朝は南西から西風で朝から雨て言いよるけん、雨が降ればこの辺はウネリも出るけんですね!」と言われ、しばらく考えて・・・

濱河船長には東側へ戻ってもらう事にして「漕通鼻より下にあるシズミを照らす灯台にお願いします!20年以上も上がってませんけど!」と伝えると濱河船長も「自分も20年くらい上げてなかよ!釣れるかどうか?難しいかもよ?」と言われますが、取りあえず上がってみる事に~!?

でも今日は小潮で明日は長潮と一番小さい最悪な潮周りで、明日は朝から雨も降りそうでウネリの心配と懸念材料が多過ぎです・・・

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近くには通称トンガリ

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そして瀬上がりした所は奈留瀬戸でも東側入口に近い篝火崎・ヒシオガタ瀬照射灯(掛り先鼻灯台)へ瀬上がりします。

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瀬上がり後すぐに頭上にある灯台まで上がってみる事に!

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船付けの階段です。懐かしいですけど潮の流れを忘れたかも??

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左奥は奈留港方面

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奈留瀬戸東側・左に奈留・前島と中央が末津島 右側が久賀島・福見鼻

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正面に見えるのは、奈留瀬戸東側でオナガを狙える鳥小島と奥には世界遺産に登録されてる五輪教会があります。

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こちらは奈留瀬戸西側・右奥は笹崎鼻・能瀬鼻方面と左側は手前から福見地区と中央に蕨小島と最奥が折紙鼻方面

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灯台から見るトンガリ

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M尾さんからは「バットマンさん!ここは足場の良かけど釣れると??」と言われますが、「M尾さん!釣れんでもこれだけ足場の良かけん、文句は言わんで下さいね!」と忠告しておきます(笑)何せ本当に20数年振りの瀬上がりですからね!当時はボチボチ釣れてた記憶がありますけど・・・

そして今日はM尾さんから事前に「今度の五島はカキを持って来るけん、一緒に焼いて食べよう~」と言われ、これも夜釣り前から楽しみにしておりました♪

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そんなこんなで磯の上でカキ焼きパーティーの始まり、始まり~

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まさか本当に磯でカキ焼きするとは~(笑)

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ポン酢とレモンで頂きましたけど、味も格別です! もちろんビールもどれだけでも入りま~す。

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結果、夕まづめの17:00過ぎだと言うのに少々飲み過ぎた感のM尾さんでした(爆)

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一方の頭上の灯台ももうすぐ灯りが点いて左前方にあるシズミ瀬を照射します。

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正面の久賀島へ夕日が沈んで行きましたので、M尾さんが寝てる今のうちにこそっと夜釣り開始しますが、やっぱり覚醒されました(笑)

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17:25にはM尾さんも夜釣りスタンバイです。と言いましても何時もとスタイルが違いますよね?M尾さんは正面のコンクリートの上にクーラーを置いて座って釣るなんて、堤防のチヌ釣りみたいです。「その場所は俺に譲って下さい、横着釣りはダメですよ~」と言ってもM尾さんは、「ダメばい、ここは俺の場所ばい!」と言われます(爆)

次に上がる機会があればその時は、コンクリートの釣座は自分が奪いますからね~

まあ、今夜はM尾さんに最高の場所は譲るとして、自分はM尾さんの右側にある斜面を降りた所で夜釣り開始します。

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そして夜釣り開始5分で良型口太を釣られます♪(まだ顔は少し赤いので酒気帯びですね)

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それからしばらくして今度はオナガ!こりゃ~今夜はM尾さんにやられてしまうなと次第に焦ります・・・

自分の方は連続してハマフエフキが釣れます。しかもダブル掛けばかり・・・
1時間経っても状況に変化なく、M尾さんは目の前の動かない潮の中を正にチヌ釣りみたいな感じの中でコンスタントに口太・オナガを次々に釣られて完全にM尾さんの独壇場と化してます~

自分に釣れたのは釣り開始から2時間後でした!それから少しでも潮が動く場所を見つける為に仕掛けも遠投気味に打ち返し続けますが、今は干潮前なので全く潮も動いてません。

やがて20:00過ぎ頃より干潮より上げ潮?が奈留瀬戸を北上しますが、自分らの所は僅かに右側へ動く程度で、しばらくすると止まったりの繰り返しで狙いどころが全く定まりません!

22:00の段階で僅かに6~7尾の口太・オナガを釣ってるのみですが、M尾さんは相変わらずコンスタントに釣られてますよ~!しかもクーラーに座ってですよ(笑)

今夜は20数年振りに上がった場所で潮の動きも忘れてしまってるので、何時どんな潮で釣れるのか解らない為に止める訳にはいかないと自分に言い聞かせ、黙々と仕掛けを入れ続けます・・・

23:00頃でしょうか?少しずつ奈留瀬戸を北上していた上げ潮の向きが変わったのか、今度は止まり次はゆっくりと左に流れ始めます。もしかしてこの潮?と思い仕掛けを入れ込んで行くと先ずはイサキが釣れ始めます!アタリがあっても強く合わせずにゆっくりと仕掛けに乗るのを待つように聞き合わせです。

型も35~43cmと良型ばかりに思わず嬉しくなりますね~

少し手前を流せば今度はオナガと少しずつ、自分もアタリを拾えるようになってきました。

それから再びイサキがあたって来るラインに仕掛けを入れ、オープンベールのまま流すと今度はマダイのアタリですが、あまりもの走りでベールを戻す事ができず・・・

バラシたと思ってたらハリ外れでした!

やがて日付が変わり1:00を過ぎた頃、2回目のマキエを作り直して後半戦を頑張ります~
M尾さんも相変わらずオナガ・口太・イサキと釣り続けられてますよ♪

夜明けまで2時間となった所でラストスパート頑張ります。そして夜明け前の6:20頃より怒涛のオナガラッシュの始まりです。これを見ていたM尾さんは「バットマンさん!もうクーラーに入らんばい、止めんね早く!」とか言われ、まだまだ釣れてましたが6:40終了します。

丁度、この時に濱河船長より電話があり「バットマンさん!どうでした?」と言われ「お陰さまで釣る事ができました!」と伝えると「ありがとうございます!」と言ってもらえました~

今回の釣果 M尾さん!

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ギチギチ満タンです~

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口太・オナガ・イサキを仕分ける為にクーラーからひっくり返してみました。

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オナガ35cm~45cm 34尾
口太 33cm~48cm 10尾
イサキ35cm~43cm 10尾

今回はウネリと翌朝からの天気予報で目的の磯へは行く事ができませんでしたが、自分の思いつきによって20数年振りの場所へとなり、M尾さんは最初釣れるかと心配され、実際自分もかなり不安でなりませんでしたけど終わってみれば釣る事ができホッとしてます。M尾さんからは「階段は俺の場所やけんダメばい、マジであの場所は気に入った!」と言われてます(笑)

M尾さんからは美味しいカキ焼きを頂いてめちゃくちゃ美味しかったですし、懸念していた朝からの雨もポツリポツリ程度ですぐに止んで、ウネリや風の影響もさほどなく今回も楽しい釣行となりました~

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9:50になり濱河船長のエルシアサクセスが回収にやって来ます!

回収は自分らが最後でしたのですぐに船室に入って休むと疲れからかすぐに眠ってしまい、帰港してみなさんが荷物を上げてしまってもまだ気付かず寝てしまってて・・・

ポーターが船室に入って来て初めて気付き、みなさんには大変申し訳なくて石井社長、濱河船長、ポーターへ謝りに行ってきました!