久し振りの夜オナガ狙いでした~

11/5は、久し振りにブロ友のhi~ろ☆さんの師匠さんでもあるM尾さんをお誘いして五島へ行って来ました。

事前にM尾さんからは、「バットマンさん!オナガの釣れる所ならどこでも良かばい!」と言われており、少々場所選定に悩みました。数日前と釣行予定日とでは風向きが変わってしまって、今回の場所へ行くのは難しいかもと自分は思ってました・・・

数日前は風向きが北~北東の予報でしたが、釣行日は西~北で6~5mです。

お世話になるのは佐世保市小佐々町臼ノ浦のサクセスフィッシングの渡船、エルシアサクセスです。荷物を積み込んでる時に濱河船長より、「バットマンさんは今日は能瀬に行きますか?」と言われ、自分も行きたかったのですが強風で無理かもと思ってたのに濱河船長より言われ、即答で「はい、お願いします!」と返答してしまいました。

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全員の荷物の積込みが完了した9:50に、濱河船長操るエルシアサクセスは五島へ向けて出港します!途中、かなり揺れを感じますが11:40には奈留瀬戸へ入ると、エルシアサクセスは能瀬鼻目指して一直線に走ります!

次第に近づくと平戸の渡船、しゅんぷうがアンカーを降ろしていますが能瀬のハナレには上げてません。おそらく少し早くにはまだ波を被って危なかったんだと思います。

濱河船長へ能瀬のハナレ瀬群の中でも最も黒瀬よりにある、通称三角へM尾さんと自分が上げて頂きます!

まだまだ波が這い上がって来そうな感じで、少々危ないような・・・

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今回、ご一緒して頂いたM尾さんです!

そしてM尾さんが自分に「バットマンさんにしてはシズミも少なくて深いね~!」と言われます(笑)

確かにめちゃくちゃシズミが多い訳でもなくて、夜釣りのタナも1本~1本半が標準で大潮干潮時で2ヒロくらいです。

自分らの周辺はこんな感じの磯ですよ~

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能瀬のハナレ瀬群です。乗れる瀬は自分らの所と、画像の一番奥の中央と一番右奥と、あと1ヶ所?くらいです。あと画像に見える地方が能瀬鼻!

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こちらは奈留島の名礁・黒瀬灯台

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画像では解り難いかもですけど、ウネリが結構あって足元まで這い上がって来ます。夜釣りをここでできるか、少し不安になって来ます・・・(M尾さん以外の所は夜の満潮前後には波が這い上がって来ましたよ!)

M尾さんとビールで乾杯の後、しばらく休憩してM尾さんへは日中釣りをお勧めします。ここは奈留瀬戸の中にあり西磯にも近くて潮通しも良く、夕まづめには良型のオナガが釣れるんです!

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早速、準備をされて1投目こそ良型の口太が釣れましたが、その後は手の平~30cm程のオナガばかりで・・・(苦笑)

そこで自分はM尾さんへ質問です!

「M尾さん!今日の夕まづめはコッパばかりですけど、明日の朝まづめは状況が変わったりしますかね??」で、M尾さんからは「バットマンさん!今はこがんけど、朝まづめは状況変わる時もあるバイ!」と言われます~

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17:00近くになり、さすがのM尾さんも痺れをなして日中釣りを止めて夜釣りの準備を始められます(笑) 自分はと言いますと、取りあえず日中釣りをしましたけど足裏サイズのオナガばかりで、早くに止めて17:00には夜釣りの準備も完了してあとはM尾さんの準備完了を待って夕食です♪

西の方を見るともうすぐサンセットシーンが見れると思ってましたが、雲があって残念ながら見れませんでした・・・

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画像左より久賀島の折紙鼻、立岩、平瀬、カンドリ、中央が久賀島の玄魚岩で右沖が福江島沖の姫島で、姫島と玄魚岩の間に微かに見えるのが久賀の音無瀬です。

そして17:40にはいよいよ夜釣り開始しますが、予想通りにウネリも大きくなってきてるようで、時折大波が打ち寄せて辺り一面サラシが広がります。過去にはこの三角の夜釣りで、夜の満潮時にどんどんとウネリが大きくなり、高い所に避難しましたが、腰まで波が押し寄せて来て緊急回収してもらった苦い思い出の場所でもあります。その時はマキエ満タンのバッカンや、その他色々と波にさらわれました。・・・

M尾さんへは「ここの夜釣りは90%以上がオナガばかりですからね!」と言ってますが、果たして今夜はどうでしょう?西風の強風とウネリで難しいかも?

船付きの釣り易い方へM尾さんに入ってもらい、自分は裏の水道側で始めます!

干潮からの上げ潮になりすでに1時間は過ぎてるのですが、まだ下げ潮の流れがある為にこれに竿1本のタナで仕掛けを入れて流してみると、1投目にアタリがありますが先端まで出れない為にラインが瀬に触れてハリスをいきなり飛ばされます。すぐにハリスを結んで2投目を入れるとまたしても同じ所でアタリですが、やはり先端部に出れずに今度は道糸が瀬に触れて飛ばされてしまいます・・・

こんな感じで2尾のオナガを釣るまでにハリスや道糸を5回も飛ばされてしまいました~(大泣)

一方のM尾さんは潮が動かないと言われながらも、開始早々に4尾のオナガを釣られてますよ~

とりあえず潮が止まりましたので、上げ潮の流れに期待ですね!

上げ潮の流れが本格的になると再びオナガのアタリが出始めてポツポツと釣って行きますが、口太も混じります。

M尾さんも黙々と釣られてる様子ですが、潮の流れが今一つみたいです!

その後は、お互いポツリポツリとM尾さんは良型のオナガばかりを、自分の方は口太混じりでオナガを追加していきますが、能瀬本来の釣れ方ではありません・・・

間もなく満潮を迎えて次は下げ潮の流れに期待します~

下げ潮になると表の船付きにいるM尾さんの所に一緒に竿を出させて頂きますが、下げ潮は沖の方だけを流れてまして、自分らの所へは潮が行って来ません・・・

それでも瀬際やトロミ潮に仕掛けを入れて行くと、良型オナガやイサキが喰って来ます。やがて自分らの所へも下げ潮が入って来て先にあるシズミ方向へ流れ始めます!

タナは竿1本半程で流し込んで行くとすぐにオナガが当たって来ますが、バラシやすっぽ抜けもあってなかなか、今夜のオナガ釣りは難しいです(笑)

日付が変わる頃には2回目のマキエを作ります。M尾さんは2回目のカップラーメンでしばし休憩されてます~

その後、2時間程アタリが遠のきM尾さんはほぼ立った状態で岩にもたれて仮眠されてます。自分は黙々と仕掛けを打ち返しますが良型のイサキやオジサンが釣れる程度です。この時はオナガが釣れなくなったのでとオジサンもキープしましたよ(笑)

やがて5:00になり干潮の潮止まりですが、裏の水道に行ってみると潮が流れてますので仕掛けを入れますが数尾のオナガと口太を追加したのみで、6:00になると薄らと明るくなります。

ここ能瀬では過去に朝まづめにも良型のオナガや口太が入れ食いした事もあるので、気合いを入れて臨むと自分の方は50cmの口太を始め、オナガがそこそこ釣れました。夜釣りでは1本~1本半のタナでしたが、朝まづめは1ヒロ~2ヒロでした。しかも仕掛けは夜釣りのままですよ(笑)

そして6:30になるとエルシアサクセスが朝の見回りに来て「バットマンさん!お早うございます~バットマンさんのクーラーが重いやろうから、今のうちに船に上げようか?回収頃は潮が高くて、船ば押せんばい!」と言われますので、自分は「片付けますのであと1時間後に回収に来てもらえないですか?」とお願いします。

この事を伝える為に表のM尾さんの所へ行ってみると、驚愕の光景を目の当たりにします??

夜が明けて来たと言うのに、M尾さんは夜オナガサイズばかりを1投1尾の入食いの最中で、足元のタイドプールの中にはオナガが無数に入れられてますが、回収の事を伝えると「良かよ!もうこれ以上釣らんで良かけん、止めるばい~」と嬉しい悲鳴です!M尾さんのこの時のタナも1ヒロ~2ヒロだったそうで、もちろん夜釣りのままの仕掛けでしたよ~

M尾さんの場所は昨日の夕がたはオナガオナガでもコッパが入食いしてた所だったんですよ(笑)

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やがて8:00に濱河船長のエルシアサクセスが回収にやって来ます!

濱河船長から「どうでしたか?」と釣果を尋ねられ「今回は難しかったですけど、どうにか釣れました!」と伝えると「バットマンさん!ありがとうございます~」と言って頂きました♪

今回の釣果です!

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こちらはM尾さんの釣果ですけど、口太1尾であとは全て良型オナガのテンコ盛りですよ♪ M尾さん、余裕のVサインですよ!一足先に片付けが終わると、M尾さんから「オナガを〆て加勢して!」と言われました(笑)

こちらは自分の釣果です!

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オナガ 35cm~47cm 23尾 口太 35cm~50cm 10尾
イサキ 35cm~40cm 7尾
(あと塩焼き用にM尾さんの夕まづめに釣られた足裏サイズのオナガを10尾程頂きました!)

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でも久し振りにオナガ釣場でバラシもたくさんありましたけど、M尾さんと楽しい夜釣りができました。

M尾さん、今回はお世話になりありがとうございました。

次にご一緒する時には、夜釣りに支障が出るくらいにビールを飲んで頂きますからね、覚悟しておいて下さい(笑)