単独で鬼門の日中釣りへ・・・

3/13は深夜勤務明けで14日が休みでしたので、難し過ぎる日中釣りをとふと思い五島へ行って来ました。

このタイミングで前日に久留米在住のAさんより「明日、レインボーで五島へ行ってきます!」とラインで連絡があり、偶然にも自分も行くようにしてますので一緒に瀬上がりしまようか?と伝えます。

3/13は22:00出港との事で21:00に到着し荷物を降ろしてると、Aさんも到着されます。今日は夜釣りをしても釣れないので、Aさんと少し飲んで朝まで寝ようと目論んでましたけど・・・

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お世話になる渡船シーエクスプレス・ニューレインボー佐世保市宮津宮津港(0956)-59-2215

茅原船長操るニューレインボーは21:30には全員の荷物を積込み完了となり、上五島は宇久方面へ向けて出港です!

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今回ご一緒する予定の久留米在住のAさん。

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恥ずかしいですけど自分も!

そして自分がAさんへ「今日は自分らが最後の予約でしょうから、最後の瀬上がりかもです。古志岐三礁へ行くようなので、沖ノ瀬だったら北東のカドとか上がりたいですね(笑)」などとAさんと話してる所へポーターのぼくちゃんも来て話しに加わります。今日は夜勤明けで全く休めてないので五島へ着くまで寝ようかと考えてたのに、ポーターのぼくちゃんが話し込むので寝れなくなってしまいました・・・

23:00前に先ずは黒母に到着し、マナイタに瀬上がりさせるとニューレインボーは古志岐三礁へ向けて走ります!15分後に到着し本瀬のロープ下から瀬付けが開始です。今日は他船は入ってないようですね~
次に馬の瀬に瀬付けします。その後、船長がマイクで「誰か二人組で一人ずつ分かれて上がっても良か人はおらんですか?」と言ってます。ポーターのぼくちゃんも「バットマンさん!分かれて上がらんね?」と単独で上がる事を勧めます。

今日はAさんと一緒に上がって日中釣りを教えてもらう予定でしたが、数秒間頭の中で葛藤しAさんへ一人ずつ分かれて上がりませんか?と提案すると快諾してもらえ船長へ伝えます!船長からマイクで言われ単独で上がる事を決めるまで20秒くらいだったでしょうか・・・(爆)

船長は馬の瀬から隣りの馬の瀬の地へ瀬付けし、Aさんが瀬上がりします!「上げ潮よりも下げ潮で良く釣れますからガンバって下さい!」と言ってここでAさんと別れます。

そしてニューレインボーは沖ノ瀬へ向かいます!

スベリに二人瀬上がりされ、次は自分がデベソに瀬上がりします。今は干潮前くらいで一番下(画像の右の白く見える岩棚)へ茅原船長は瀬付けしますのでそこから、ほぼ垂直の斜面をよじ登ります。海面からの高さは7mです。自分のタモは6mですので
到底届きません。ポーターのぼくちゃんからは「バットマンさん!朝のうちは道具ば太くしてから魚は振り上げんね!」と言われます・・・

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ここ沖ノ瀬・デベソは初めて瀬上がりしました!
瀬上がりの際に「バットマンさん!夜は釣れんとやけん、夜釣りしたらダメよ~」と言われますが、自分もするつもりもありません。スベリにはかなり以前に上がりましたが、スベリよりも高いですね!

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それからニューレインボーは隣りの看板下へ行くようです。

釣座の高さは7~8mでしかも広さは1.5畳程で平らな部分は1m×60cm程しかありません。あとは下から真っすぐ切り立ってます(笑)荷物を後ろの狭いスペースに置いて、先ずは一人で魚が釣れますようにと乾杯です~時間はまだ23:30です。

あまりにも狭くて身動きとれないので、ビールを飲みながら食事したりきれいな星空を見ながら、でも時々それにしても狭いなと考えてしまいます・・・

少し飲んだ後、アルミシートを広げて転げ落ちないように細心の注意を払いながら横になります~

途中、寒くなり4:30には起きてお湯を沸かしてカップラーメンとおにぎりで朝食です。ついでにコーヒーも入れて~♪

やがてゆっくりとマキエの準備や仕掛けの準備をします!
今日はオキアミ4角、アミ1角にV9徳用とパン粉4Kgを2回に分けて作ります。

朝まづめはタモが届かないので3号ロッド、ハリス3号で全てブチ抜こうと思います(爆)

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先ずは気合い注入~

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デベソの左側

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釣座から見た足元です。画像だと高さが解りませんけど夜瀬上がりは左の瀬から瀬上がりました。今は満潮少し前ですが、それでも高いですね~
しかもこの正面は前下がりで滑りそうなんですよ!

さあ~日中釣りに挑戦の自分にも古志岐のクロが釣れますようにとお祈りして、1投目!2投目!3投目でラインの微妙な動きに合わせると、かなりの重量感です。下への突っ込みに耐えてるとすっぽ抜けです・・・

少しずつ周囲が見えてきてクロの姿は見えませんが魚はいるようですね~
結局、朝まづめのブチ抜き仕様の3号ロッドでは3尾に終わりました。

朝まづめも落着いた?ので次は1.5号ロッドに変更して頑張ります!

瀬際よりも少し先の上げ潮の速い流れより少し右側に生じてる引かれ潮を中心に狙ってみます。ポーターのぼくちゃんから、「深く入れ過ぎたらイサキの食うけん、仕掛けは1本くらいまでよ!」と言われたのを思い何度も何度も付けたり外したりサイズを変えたりとガン玉で微調整します。でもガン玉小さ過ぎて何度も落とします(笑)
その甲斐あってか日中釣りに縁がない自分にもポツリポツリと口太が釣れ始めます。
型は35cm~48cmです。少し沖目狙いの仕掛けに40cmのオナガも3尾釣れました!

でもここで釣れたタナはおそらく1.5本~2本近くでしたよ~

時々、流れの中にはおびただしい浮きグロがじゅうたんみたいに連なってますが、狙うとなるとなかなか難しかったです・・・

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7:30頃の古志岐三礁・本瀬とヘタの瀬

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自分の奥の方の看板下(画像はAさんから頂きました。)

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画像先端がAさんと上がりたかった沖ノ瀬・北東のカド!

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Aさんがいる足場が悪い、馬の瀬の地!

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馬の瀬の地より見た馬の瀬!

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左側ラクダとヘタの瀬・一等席!

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8:20になると茅原船長のニューレインボーが自分の所へ見回りにやって来ます。
バットマンさん!もう少ししたら下げ潮の流れますけん、そしたら段々と押っつけて釣り難くなりますけん、その時に場所ば変えようと思うとりますばってん!」と言われます。この後、潮止まりそして下げ潮が流れると逆流れになり次第に突っかける潮で苦戦します・・・

やがて10:30になりニューレインボーがやって来て瀬替わりです!
バットマンさん!一等席ん所の真ん中辺の下げのポイントか、シズミかて思うとりますばってんどちらが良かですか?」と茅原船長が尋ねる為に自分はシズミを希望します。シズミにゆっくりと近づくとしばらく茅原船長は潮位を見ながらOKみたいです。荷物を一つ減らしてホースヘッドより飛び降ります!

足元にはまだ潮がジャブジャブと這い上がってまして、ポーターのぼくちゃんから「バットマンさん!今日はシューズやったね?もう濡れたやろ??」と笑ってます。

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瀬替わりした場所は本瀬のロープ下と沖ノ瀬スベリの中間くらいに位置するシズミ瀬です。(画像は潮が緩んでから撮影)

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瀬上がり直後は1畳程のスペースに荷物をまとめてロープで固定します。荷物を置いてる所が一番高く只今、海抜80cmくらいですね~

急いで準備して釣り開始しますが、マキエが入ってない分魚からの反応がありません!マキエだけは切らさないように入れて行きます。

正面にだけ少しのスペースに両サイドの激流からの淀みがありそこへ仕掛けを入れて見ると1発で喰ってきます。45cm程の口太ですね~

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シズミから見る沖ノ瀬!

瀬替わり前にいたデベソは画像の左端です。

せっかく今日は茅原船長の好意でシズミに上げて頂いたので、淀み潮ばかり狙っても面白くないので激流の中も狙っていきます。マキエを切らさず入れてたお陰で先程までアタリがなかったんですけど、今度は1投目からバチバチッと来ます!

急いで〆て次を狙います、今度は右手に持ってるラインがピンと引かれてまたもやアタリです。どれも45cm以上ばかりで型揃いですよ~

その次もその次もって感じで、日中釣りを楽しませて頂きました!

回収時間は14:40でしたがクーラーにどこをどうしても入らなくなり蓋も閉まらなくなり13:00に止めます。

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シズミの広さはこんな感じです!干潮時でも一番高い所で自分の背丈程あるなしですよ~

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14:40茅原船長のニューレインボーが回収に来ました~

一方、馬の瀬の地に上がられてたAさんも日中釣りを満喫された様子で満タンの釣果でしたよ。

今回の釣果です。

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口太35cm~51cm 24尾 オナガ40cm 3尾ですが、画像は帰りに嫁の実家へお裾わけした残りです。

※鬼門の日中釣りを楽しませて頂いた茅原船長には感謝しないとですね!

そして今回ご一緒して頂く予定にしてた久留米のAさん!お世話になりました。お互いどうにか釣る事ができて何よりでした。