爆風の中で修業は悲しいかな・・・

12/6は職場の先輩Hさんを五島へお誘いしてましたが、大シケであるのは解りきってましたが、前日のお昼に佐世保の知人の方へ電話すると「5人で予約入れとるばい!船は出るけん、バットマンさんも遊びに来るっちゃろ?釣にはならんやろうけどね~」と言われ、そのままサクセスフィッシングへ電話します!
 
社長から「バットマンさん、明日は船出しますけどシケでも良かですか?」
職場のHさんへ明日の状況を説明すると、「船が出るなら行くやろうもん~」と言われて、自分らも行く事に相なりました・・・
 
もちろん先輩には貧果は覚悟の上でと説明もしましたけど(泣)
 
と言う訳で12/6は大シケの中を五島へ行って来ました。(自分は先週に行った際にカッパを忘れてたので、釣果はどうでも良くてカッパが大事でしたから・・・)
 
今回もお世話になるのは佐世保市小佐々町臼ノ浦のサクセスフィッシング(0956)-68-3004にお世話になります。
 
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9:50には大シケの中を五島へ向けて濱河船長操るエルシアサクセスが出港します。
 
案の定、出港後しばらくするとエルシアサクセスは大きく揺れ始めますが、自分はいつの間にか眠ってまして目が覚めた時には、奈良尾付近を航行中で幾らか揺れが収まりつつで・・・
 
12:00頃、奈留島周辺に到着した様子で船長より「バットマンさん!そろそろ着きますよ~」とマイクで呼ばれ外へ出ます。
 
今回の場所は、中五島・奈留・前島にある西隠ノ鼻へ船長から上礁を勧められ、今日の状況では船長の意見に従うのが賢明だと思い一番最初に瀬上がりしました。
 
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西隠ノ鼻のすぐ裏手にある前島と末津島が砂浜で繋がってます。
 
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前島との水道側には少しシズミもありそうで、潮が動けば夜釣りはここかもと考えてますけど・・・
 
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画像は中通島と右側に見えるのが佐尾鼻です!
 
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こちらは、末津島でその奥は久賀島福江島方面です!
 
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瀬上がり後しばらくすると先輩のHさんはルアー釣りの準備をされてキャスト開始です~
 
自分は、日中釣りはせずに夜釣りのポイントを探しながらウロウロします(笑)
 
出港前から雪混じりのミゾレが降ってましたが、ここ中五島でも時々降っておまけに北西の爆風で常に10mで瞬間では15mくらい吹いてたと思います・・・
 
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エルシアサクセスが16:30に見回りにやって来ます。画像で解り難いと思いますが、めちゃくちゃ爆風です!
 
船が行った後、急いで夜釣りのマキエを準備してHさんと食事をして夜釣りのポイントを確認します。Hさんは船付き付近で、自分は少し奥まった水道部で17:30頃より夜釣り開始とします~
 
少しずつ水道の奥の方へ潮が流れてる様子ですが、奈留瀬戸を吹き抜けて来る北西の爆風で仕掛けが流れるどころか、逆に押し戻されてしまいます(泣)仕掛けを回収する際には、強風で仕掛けが舞上がりなかなか掴めません・・・
 
タナも1本と1ヒロ~1.5ヒロまでくまなく探って、クロのアタリを待ち続けますが、どうやらここはエサ盗りのハマフエフキに包囲されてるのか、クロの活性がないのか?? 自分の狙うポイントが間違ってるのか??全く釣れません。
 
一方のHさんも状況に変わりないみたいです・・・
 
満潮の20:00を過ぎて潮が下がっても全く状況に変化なく、23:00にはHさんがいる船付きから更に100m程離れた最奥部まで行って、向かい風の爆風と闘いながら仕掛けを入れて行きますが、ここもやはりエサ盗りのハマフエフキしかハリ掛かりせず、1:30までここで粘りますがしびれを切らして自分はHさんの所へ戻り合流します。
 
Hさんへ状況を尋ねると「さっきクロ釣れたよ~」と!
 
その後は再びエサ盗りに包囲され沈黙が続きます。風は相変わらず爆風です・・・
 
ここで空腹と寒さのあまりお湯を沸かしてラーメンと弁当で腹ごしらえをします。ついでにホッとのコーヒーも飲んで少し暖まったところで、あまりの状況の悪さと睡魔に襲われ1時間仮眠します(笑)
 
1時間後の3:00にゴソゴソと起きます~
 
今度は全く竿を出してなかった表側に行ってみます・・・
 
タナを竿1本と1ヒロでやや遠投すると右へ潮が流れてます。もう一度、同じ筋に仕掛けを入れていきます。
 
5投くらいしたでしょうか、アタリです!
 
上がって来たのは良型のイサキでした~
 
時間は3:30です。やっと魚が釣れました(泣)急いで次を狙います!するとまたアタリです!先程と同じ良型のイサキが釣れます~
 
次も同じ筋を流していきますが、アタリがなくなり更に先まで流し続けるとボワ~ンとウキが入って行きます?アタリなのか根掛かりなのか?少し仕掛けを張ってやるとグ~ンと重量感が!
 
やっとでクロを釣る事ができました。型は42cm程ですが、夜釣り開始から11時間でやっと見れました。(このような経験は初めてでした・・・)
 
その後も時々、アタリが出て42~43cmのクロを全部で7尾ものにする事ができましたが、うち3尾はハリを外した際に這い上がってくる波にさらわれて持って行かれてしまいました。釣れない時ってこんなものなんですね・・・
 
6:50には終了してゆっくりと片付けて食事をしながらHさんと回収時間まで休憩します。
 
Hさんには今回の悪天候と貧果に懲り懲りされたかと思い、申し訳ない気持ちを伝えましたが、Hさんから「また連れて行ってね!」と言われました。
 
Hさん次にご一緒される時はベタナギの時にご一緒して下さいね~
 
今回の釣果です!
 
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口太 42~43cm 4尾 イサキ 2尾(Hさんへお土産にもらって頂きました。)
 
今回は爆風に泣かされた釣行となりましたが、それでもどこかでクロが口を開けてエサを待ってたであろうにと思うと、やはり自分の腕の無さを痛感させられました・・・
 
次回は今回の反省点を踏まえて臨みます。シケなんてただの言い訳にしかなりませんからね!
 
それでも帰港後、濱河船長から「バットマンさん!今日は魚が釣れんで済みませんでした・・・」と言われ、自分は「いえいえ、自分が釣りきれんだけでしたから!」と言うと船長は「自分が釣れない所に上げてしまい申し訳なかったです!」とまで言われてしまい恐縮し、次は船長や社長の期待に応えないといけないと誓い港を後にしました・・・(泣)