大シケの中を今年最後の五島釣行・・・

 
12/28は、今年最後の五島釣行へ行って来ました(泣)
 
先日の天候は、北西の爆風で波高4m~3m 曇り時々雪で五島地方は、午後より明日まで雪混じりの雨予報で雷も伴うとのことでした・・・
 
それでも自分は、弟夫婦が愛知県から明日帰省して来るので魚でも食べさせようと思いもあり、今年一番の悪天候の中を半分強行して来た次第です。
 
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渡船は、佐世保市宮津町より出港の茅原船長操るシーエキスプレス・ニューレインボー(0956)-59-2215にお世話になります。(画像は、瀬替わりした場所から撮影してますが目の前には、若松島滝ヶ原の集落が見えます。)
 
今回は、hi~ろ☆さんたちも10名様のご一行でご一緒です~ みなさん若いのに好感が持てる方たちばかりですよ!
 
かず☆ゆきさんの知人も2名で来られてまして、悪天候の為に「今日は、風裏に行く為に夜釣りの好ポイントへは期待できませんよ・・・」と少しお話しました。
 
当初は、9:00出港の予定でしたが悪天候を考慮した船長が11:00出港へと遅らせますが、全員が揃った為10:40頃には出港します。
 
五島へ着くまでは、北西風のほぼ向かい風に逆らうように行く為に1時間以上も船は、ジェットコースター状態です(笑)皆さん船が揺れるのを嫌い後ろの船室へ集中する為に、自分は前の船室で休みます。
 
12:00くらいに若松島石切場へ先ずhi~ろ☆さんたちが3組瀬上がりされます。
 
次は、爆風が吹きぬけてる滝ヶ原瀬戸へ向かいケブタ瀬の東のワンドへhi~ろ☆さんの仲間の方が2名瀬上がりします。
 
その次は、奈留島の汐池鼻へhi~ろ☆さんの仲間の方が2名降りられます。
 
そのすぐ近くの無名瀬へ2名の方が、そしてニューレインボーは少しだけ奈留島の東岸を南下して兜瀬を周った所で船長がポーターのぼくちゃんへ「次は、一人の人ば上げるぞ~」と言ってまして、ぼくちゃんから「バットマンさん!ここ上がらんね?」と言って来ます・・・
 
自分は、今日の風を考えたら場所はないだろうからと言われるがままに瀬上がりする事にします。
 
上がった所は、地磯から2m程離れた3×1.5mくらいの独立礁で切り立っており、タモも届かないくらいに高い瀬です(泣)
 
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画像の奥に見えるのが兜瀬で、更に奥に見えるのが若松島石切場です。
 
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画像は、滝ヶ原瀬戸出口に浮かぶヘボ島です。
 
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こちらは、椛島です。
 
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画像に見えるのは、奈留瀬戸出入り口にある末津島で今回、かず☆ゆきさんの仲間の方が瀬上がりされてました!
 
そして自分の所なんですが、かなり前に上がった事がありキンギョ(エサ盗り)の猛攻を受けた苦い思い出がある場所で、嫌な思いが蘇ります・・・
 
自分のすぐ近くに2名の方が降りて、すぐに釣りをされてますがマキエを入れて潮に乗って自分の方へ流れてますが、何とキンギョが大群でマキエの帯に群がってます。おまけに滝ヶ原瀬戸から吹き抜けて来た北西の爆風が自分の所へ回り込んで来て竿も持てない程です。
 
おまけに雪混じりのミゾレまで降ってきて全くテンションなしです(泣)
 
取りあえず爆風で道具が飛ばされないようにハーケンを打ってロープで固定して、自分は小さくうずくまります・・・
 
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15:30頃でしたか、フードをすっぽり被って爆風に耐え忍びじっとしてしてる所へ突然ニューレインボーがやって来ます。そして、船長より「バットマンさんの所が風が一番当って釣り難いけん、滝ヶ原に一ヶ所やれそうな所があるけんか、そっちに行こう!」と言われます。
 
この時ばかりは、今日は釣れなくても良いから少し足場が広くてお湯を沸かせる所が良いと思ってましたので、冗談抜きに涙が出るくらい嬉しかったです!
 
再度、瀬上がりする場所でポーターのぼくちゃんへも「今日は、魚は釣れんでも良か!お湯の沸かせてラーメンば食べられればそれで満足ばい!」と言ったら、ぼくちゃんから「バットマンさん!そがん事言わんでガンバってよ~」と励まされます。
 
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瀬替わりした場所は、若松島の滝ヶ原瀬戸に面した高崎鼻と神崎鼻の中間くらいに位置する目の前には滝ヶ原の集落が見えます。(画像1を参照されて下さい)
 
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画像は、滝ヶ原瀬戸に浮かぶケブタ瀬で北西風には割と強い釣り場なんですが、今日の爆風だと東側のワンドの一ヶ所のみしかやれません・・・
 
瀬替わりした場所なんですが、足場は平らな所もあり後方へ行けば風も凌げもちろん、お湯も沸かせます~ 凍死するかもしれませんが、睡魔に負けたら寝れる場所もありますので先程の場所に比べると天国みたいな所です!
 
それでも釣座へ立つと爆風に曝されます・・・
 
16:00になる為、急いでマキエの準備や夜釣りの用意を済ませると、お湯を沸かして食事をします。ホットのコーヒーにもありつけて、完全に冷え切ってた体がなんとか復活します。その間、強い雨こそ降りませんがミゾレ混じりの冷たい雨が時々、降り北西の爆風は全く衰えない様子です。
 
17:00過ぎには、夜釣り開始します・・・
 
まだまだエサ盗りが多そうですのでマキエを入れずにツケエのみで始めます。
 
やがて辺りが暗くなり少しずつマキエを入れて釣りますが、満潮の潮止まりなんでしょうか全く動きません。30分後に少し潮が動き始めた時に瀬際に入れた電気ウキにアタリが?少し聞き合わせをするとグーンとハリ掛かりして、待望の口太が釣れます。型は42cmといったところです。
 
それから少しずつ下潮が動き始めた為に一段低い瀬の先端まで出て仕掛けを流していきます。風に邪魔されて流れから外れる事も多いですけど、丁寧に潮筋に仕掛けを入れるようにイメージしながら流すと、ポツリポツリと口太が釣れ始めます!
 
流れが速くなるとツケエを取らない為に流れから外しますけどそれでも付いたままです。潮が流れてる筋には、シズミが明るい時に見えてましたのであまりタナを深くはできません。
 
先程、流れから外すもツケエがなくならない為に再度、根掛かり覚悟で潮筋を流しますがやはり流れが少し早過ぎです・・・
 
今度は、更に奥まで流して対岸近くまで流してみます。
 
すると、流れが緩くなってるのかタナが合ってるのか口太が釣れ始めます。途中にシズミがある為にある程度は強引に引き寄せます。
 
やがて潮が下がり途中にシズミが出始めると流れも止まりアタリが途絶え万事休すです!
 
それならばと表の集落が見えるワンド側に仕掛けを入れます。全く潮が動かない為に、瀬際に立ち仕掛けを少しずつ引き寄せたり緩めたり、これを何度も繰り返すと仕掛けをひったくるアタリが?イスズミかなと思い上げて見ると50オーバーのチヌでしてリリースします。
 
同じような要領で次は、オナガが釣れますけどその後は全くアタリが途絶えてしまいます・・・
 
時計に目をやると干潮時間の23:00過ぎです。
 
爆風と時折降るミゾレや雨に寒さを感じて今一度、お湯を沸かしてラーメンやコーヒーで温まり、2回目のマキエを作り釣りを再開しますが上潮が全く動いてくれません・・・
 
30分程休憩して仕掛けを入れてもやはり潮が動いてません。
 
それならばと下潮で釣座としてた先端へ立ち瀬際に入れてみます。打ち寄せる波で仕掛けがフラフラと動く程度ですが、瀬際から離れないようにして釣るとオナガが釣れます。しばらくして今度は、良型のチヌが2尾来ますがリリースです!
 
その後、口太を3尾追加したところで6:40です。
 
エサ盗りも出て来たのでここでタイムアップとなり夜釣り終了します・・・
 
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今回の釣果なんですが、口太40~47cm  12尾  オナガ42~48cm 3尾とまたもや満足いく釣果ではありませんでしたが、今年一番の悪天候の中での強行釣行で全く釣果に期待してませんでしたので、普段の釣果よりも素直に嬉しかったです。
 
 
今年は、多くのブロ友さんとご一緒させて頂いた一年でした。
 
みなさんには大変お世話になりありがとうございました!
 
来年もまた、よろしくお願い致します~